5月19日 パキスタンのマリーにて
・Ameer Hamza
2020年5月19日、パキスタンの北部にあるアユビア県という場所を中心として、広い範囲で「雪」が降ったことが伝えられています。
パキスタン・アユビア県
・Google Map
それも、いわゆる「大雪」で、5月のパキスタンとしては異例の事態です。
5月19日 パキスタンのマリーにて
・ Entertainment, Education & Information Point EEIPJ8
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報道によれば、パキスタンで 5月に雪が降ったのは、記録としては 1920年代以来だそうで、つまり「 100年ぶりのこと」だそうです。
パキスタンの報道には以下のようにあります。
緑豊かな山々で有名なアユビア県は、5月19日に降雪を経験した。
5月の降雪は、過去 100年間起きていない。5月20日には、ガリヤット地域を含む近隣地域でも雪が降り、地元住民にとっても非常に珍しい体験となった。
アユビア県に住む 90歳の住民であるハジムハン・マドアニヤット・アッバシさんは、「このような天候は、イギリスの植民地だった 1920年代以来ないことです」と語った。
アッバシさんは、兄が、1920年代にこの美しい丘陵地帯に 5月に降雪したことを語っていたという。(tribune.com.pk)
以下の記事などでは、NASA などの研究機関が、太陽活動の弱体化からの、寒冷化などについての懸念についてふれましたが、もともと気温が比較的高いパキスタンのような土地に 5月に雪が降るようですと、農業などへの影響も懸念されます。
・「地球は数十年続くミニ氷河期に突入した」可能性が高いとNASAの科学者たちが発表。現在の状況下では飢餓がとても心配な情勢に
単に一直線に寒くなっていくというようなことはないはずで、それよりも、不安定な気温という状態が世界的に続いていくように思います。