十文字山のグレイ混血種の宇宙人 第6部
今日は、約束のバナナ6本を買って、1本200円、この時は高価な物です。植物図鑑も買って、水晶を採りに行った。学校で女子生徒達に水晶1本5円から10円で売って、お金を頂いていたので、張り切って水晶を多く採集していた。趣味と実益を兼ねていました。12時に円盤に行くと、皆が私が来るのを楽しみに待っていた。ヤコフがバナナを先に消毒して検査をしていた。持って来た植物図鑑を消毒して、皆に説明すると、図鑑をコピーして「これもいる。」と言われたので、あげました。それと、砂糖も紙袋に入ったのを渡した。「これはよく消毒して下さい。」と言うと、強い光をしばらく当てていた。ヤコフが「これはどうして食べるのか。」と言われたので、皮を少しむいて、こうして食べるのです。」と言って、食べて見せると、皆が「これは美味しい。」と言って、「固形物ではない。」と言われた。食べ終わると、「これは何ですか。」と訊かれたので、「砂糖と言う物です。」と答えると、紙袋を開けて匂いを嗅ぐと、「少しパインの匂いに、似ている。」と言われたので、「少し食べて下さい。」と言っても、見ているだけで、食べようとしないので、私が食べて見せた。すると、「食べると、これはどう表現するのか。」と言われたので、「甘い」と言うと、「これが美味しい。」と言ったので、皆が食べた。「これを水に入れて、飲むと美味しい。」と言ったら、水を持って来て砂糖を入れて、金属の箱から光を当てて溶かして飲むと、「これなら美味しい。」と言って飲んでいた。私もお弁当を食べた。ヤコミが「何か食べれる物がないか。」と言われたので、「強く消毒しなければ、だめだ。」と言うと、「それはできる。」と言ったので、「その食べ物は、アイスクリーム。」と言ったら、「どのような食べ物か。」と言われたので、「動物図鑑で説明しますから。次の時、早く来ないとだめになる。」と言うと、「私の家に来る。」と言ったので、「母が驚いて、倒れてしまいます。私の父しか、知っていないから、それはだめだ。」と言うと、皆でなぜか大笑いした。宇宙人も私と会ってからは、人間らしくなったなーと思った。
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