十文字山のグレイ混血種の宇宙人 第4部
水晶を朝8時から取り始めたら、円盤がやって来て、「今日は調査があるので、早くしなさい。」と言われて、大急ぎで川で手を洗い用意すると、円盤の底が開き、周りが光り持ち上がり、中に入ると服を脱ぎ、全身光で消毒して、操縦席の横に来て景色を観たら、住吉川の上空を飛んで、和歌山を越えて、海に出て東の方に行った。「海ばかりで面白くない。」と言うと、「これは大事なことで、断層から出ている応力の変化を調べている。」と言われた。後にこれを、UFO定期便と、私が呼んだ。知識を私にミヨコが入れていた。慣れて20分もできる様になったが、やはり頭が痛い。ヤコフが「富士山が見えて来た。」と言ったので、窓から見たら綺麗でした。房総半島を越えて、東京が見え、「あれが、皇居だ。」と教えられ、そこから荒川沿いに下り、太平洋に出た。海ばかりで面白くないので、知識を私にミヨコが入れていた。「千島列島が見えて来た。」と言ったので、見た事が無いので、大急ぎで観た。カムチャッカ半島の北側から西にコースを変え南に飛んで、ウラジオストクを南下した。私は弁当を食べた。また少しずつ容器に入れたのを、ミヨコが分析して調べていた。食べ終わると、窓から景色を見た。上空から見ていると、人が住んでいるとは思えなかった。朝鮮半島を越えて、東にコースを変え、九州の南側を南海断層に沿って和歌山から、六甲山の十文字山まで帰って来た。5時に着き、「よく飛んだ。」と私が言ったら、「毎日交代で調べている。これらが地球全部で行われている。」と言われたので、「なぜこの様な事をしているのか。」と訊くと、「地球は0,4Gを1Gに変えたので、プレートとプレートの境に圧力が掛かって、地震や火山の噴火が起こるのを、止める為に調査をしている。」と言われた。「40年後に神戸に大きな地震が来るので、今住んでいる所ではフヤナは、建物が潰れて死ぬから、潰れない建物を作りなさい。」と言われた。その時の神戸の景色を、大型モニターで見せられた時、神戸はこんなに建物ができているとは、思わなかった。「正確に日時が分かれば知らせる。」と言われた。地震が来る時、私は人に言うと、ばか扱いされ、頭がおかしいと言われた。その意味は、「神戸に地震が来ることはありえない。」と。
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